2016年6月9日木曜日

ユネスコ世界記憶遺産を舞台に再び慰安婦登録論争、中韓の申請者と日本の申請者

昨年政治利用され根拠の疑わしい「南京大虐殺」が登録されてしまったユネスコ世界記憶遺産ですが、昨年登録見送りとなった慰安婦問題の登録が、中韓を中心とする「民間団体」により満を持して申請されました。

http://www.sankei.com/world/news/160601/wor1606010024-n1.html

ちなみに共産党独裁体制下で自由の無い中国ですから、純粋たる民間団体というのは存在し得ず、この団体は政府の別動隊と考えて良いと思われます。

言うまでもなく、これら中韓の団体が主張する慰安婦問題というのは根拠の無い嘘デタラメですから、日本政府関係者も全力で阻止を目指すという事です。

http://www.sankei.com/politics/news/160601/plt1606010061-n1.html

一方、日本の市民団体も慰安婦のユネスコ世界記憶遺産を目指す、というニュースを見て、中韓と連携したいつもの左派系市民団体かと思ったところ、違いました。

http://www.sankei.com/life/news/160603/lif1606030029-n1.html

「なでしこアクション」という保守系の団体を中心とするグループで、なでしこアクションはジュネーブやアメリカなど世界中で慰安婦の嘘と戦っている団体です。この団体が慰安婦の問題や罪という事ではなく、「慰安婦は厳しい軍の規律の下で、正しく適切に扱われた、性奴隷ではない」という趣旨での登録を目指すという事です。当初これには驚きましたが、どうせ黙っていれば悪者扱いされるのならばこの発想も良いかと思いました。また、この団体と一緒に、「新しい歴史教科書をつくる会」が中国で日本人居留民が目を覆うような残忍な方法で大虐殺された「通州事件」の申請を行うという事で、ユネスコがその まま受けるとも思えませんが、頑張って欲しいと思います。

このような混乱した状態になってしまうとユネスコ世界記憶遺産やユネスコ本体の存在意義自体が地に堕ち、何のために存在しているかが不明な事が明らかになりました。「南京大虐殺」が登録されてしまった時点で事実と異なる嘘の歴史を事実として国際的に喧伝してしまう有害な存在となりましたが、日本政府が当初話していたユネスコへの拠出金を見直すという話はどこへ行ったのでしょうか。消費税を上げる上げないの大論争もあったわけですし、ブランドイメージだけで食べている反日?無能?の国際機関など不要です。最大のスポンサーの日本としてはいきなり全額カットは国際社会のお付き合い上無理としても「毎年1割ずつ削減」ぐらいはやって欲しいものです。

2016年6月2日木曜日

韓国政府が「和解・癒やし財団」設立へ 挺対協は別の財団設立へ 日本人慰安婦は無視放置・・・


昨年末の日韓合意を受けて、ようやく韓国政府が動き、「和解・癒やし財団」の設立に動き出しました。

http://www.sankei.com/world/news/160531/wor1605310029-n1.html

しかしすんなりうまくいかないのが韓国です。まず、挺対協は当然反対、別の財団を設立との事です。反日は終わらせない、慰安婦問題を永久に解決させたくない、というところでしょうか。それはそうです。団体の存在意義・飯の種を失いますから。

http://www.sankei.com/world/news/160531/wor1605310034-n1.html

ここで忘れてはいけないことがあります。

1 在ソウル日本大使館前の慰安婦像はどうなった?
これが10億円支払いの前提である、そうではないなどの応酬がありましたが、そもそもウィーン条約違反、在外公館に対する侮辱であり、違法設置物であり、同義的にも一見して相手国に喧嘩を売る幼稚な行為であり、合意して真面目に問題を解決する意思があれば即時撤去すべきです。

2 日本人慰安婦はどうなった?
さらには「日韓両政府は元慰安婦に対する名誉や尊厳の回復、心を癒やす事業を行う」という事ですが、韓国(朝鮮)人慰安婦の事ばかり言って、「日本人慰安婦の名誉や尊厳の回復、心を癒やす事」は放置でしょうか。この問題がいかにおかしな話かをよく表しています。

結局これは女性の人権の話や不幸な人全てへの癒やしでも何でもなく、単なる政治ゲームであり、「被害者のかわいそうな女性達」は政治運動に利用されているに過ぎません。